二人の歩んだ演奏家人生をうかがい知る
甦る名手のサウンド ヤン・パデレフスキ/ワンダ・ランドフスカ~自動ピアノに残された巨匠の名演
甦る名手のサウンド ヤン・パデレフスキ/ワンダ・ランドフスカ ~自動ピアノに残された巨匠の名演~
JXCC-1094
発売日:2013年4月17日
2,500円+税
1. メンデルスゾーン:「紡ぎ歌」ハ長調 op.67-4(無言歌集第6番より) 1:46
2. シューベルト:即興曲 変イ長調 op.142-2 D-935 4:56
3. シューベルト:即興曲 変ロ長調 op.142-3 D-935 9:14
ベートーヴェン:ソナタ第14番 嬰ハ短調「月光」op.27-2
4. アダージョ~アレグレット 6:33
5. プレスト 5:58
6. ショパン:ノクターン 第12番 ト長調 op.37-2 5:43
7. ショパン:ノクターン 第14番 嬰ヘ短調 op.48-2 7:29
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ、ピアノ
Ignacy Yan Paderewski, piano
モーツァルト:ソナタ第18(17)番 ニ長調 K.576
8. アレグロ 4:48
9. アダージョ 4:21
10. アレグレット 3:57
11. ランナー(ランドフスカ編曲):ウィンナ風ワルツ 3:55
ベートーヴェン:ソナタ第12番 変イ長調 op.26
12. アンダンテ 7:25
13. スケルツォ 2:17
14. ロンド~アレグロ「葬送行進曲」 7:43
Total Time 76:33
ワンダ・ランドフスカ、ピアノ
Wanda Landowska, piano

解説:西寺吟

Ignacy Jan Paderewski
イグナツィ・ヤン・パデレフスキは1860年11月18日、ポーランド貴族の子息としてクルィウフカ(現ウクライナ)に生まれた。

幼い時からピアノを習い、12歳でワルシャワ音楽院(The Warsaw Concervatory)に入学。1878年卒業後母校でピアノを教えるが、1881年にベルリンへ留学して作曲を学ぶ。その後1884年にウィーンにおもむき有名なレシェティツキ(Leschetizky)に師事。

1887年にウィーンでデビュー、「パデレフスキはピアノのために生まれてきたような天才だ!」と作曲家マスネを感嘆せしめた。それからは、大変な人気ピアニストとして、パリ、ロンドンでも大成功、各地で聴衆を熱狂させ、その人気は1891年にはアメリカにまで及び「オペラのカルーソー、ピアノのパデレフスキ」とまで称された。しかし「私が1日でも練習をしなかったら、聴く人はすぐ分ってしまうだろう」と述べるほど技術を維持、磨くためには忍耐と練習が欠かせないことを実践した。

世紀が変わると作曲に専念するようになり多くのピアノ曲や、『マンル』などのオペラを作曲。一方で、パデレフスキは、社会活動、文化活動を行い、ショパン生誕100年を記念してモニュメントを建立するなどした。更にドイツ、オーストリア・ハンガリーの支配下にあったポーランドの独立運動を率先して積極的に行い、武力蜂起の末、1919年に新生ポーランドが誕生すると、パデレフスキは首相と外務大臣を兼務、退任後も国際連盟ポーランド大使を務めたほどの愛国者であった。

1922年政界から引退、カーネギー・ホールでの復帰リサイタルは大歓迎で迎えられ、その後多くの演奏会やレコーディングを行った。1940年に政界に復帰後も、財政確保のため演奏活動は続けられたが、その最中、1941年6月29日ニューヨークで客死した。

Wanda Landowska
ワンダ・ランドフスカは1877年7月5日、ポーランドの首都ワルシャワに生まれ、4歳のときからピアノを始めた。

ワルシャワ音楽院に学び、13歳でバッハを弾いてデビューした。近代ポーランドのピアノ演奏の始祖ともいうべきアレキサンドロ・ミハロフスキの門下でもあった。19歳からベルリンで対位法を学び、作曲の師はモシュコフスキーであった。

1900年巴里で結婚、夫君アンリ・ルーはヘブライ音楽の研究家で、その影響でチェンバロに関心を抱き、この楽器の研究と復活につとめ、1904年24歳にバッハを弾いてチェンバリストとしてデビュー、その道一筋の専門家として活躍。1909年名著「古い音楽」を表す。更に1912年、ピアノで有名なプレイエル社と共同で近代チェンバロを開発、それを披露して大きな反響を呼んだ。チェンバロ科が新設されたベルリン音楽学校で教授に任命されるが、第一次大戦中はドイツ軍に抑留、大戦末期には夫君を自動車事故で失う。

戦後渡米、多くの演奏会、録音を行う。一方エコール・ノルマルの教壇に立つなど巴里を中心に活躍、第二次大戦中、ナチのパリ侵攻を逃れて南米、スイスを経てアメリカに永住する。

チェンバロを現代に復活させた功績は多大で、ファリャとプーランクは彼女にチェンバロ曲を作曲し、献呈している。1959年8月16日レークヴィルで亡くなる。80歳。

旧居は現在”ランドフスカ・センター”となっている。ランドフスカは、前記のように、幼くしてピアノになじみ、ピアニストとしての実力を充分に認められてから、チェンバロの大家となった人なので、チェンバリストとしての多くの録音があるが、ピアノ演奏のレコードも残している。

そうしたことから、丁度自動ピアノの最需要期と重なった、第一大戦後にアメリカへ渡ったランドフスカが、ピアノ・ロールへの演奏を依頼されたのは当然のことであったろう。あまり数の多くない彼女のピアノ演奏に、こうした音源があることは貴重なことである。

 

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モーツァルト:ピアノ・ソナタ選集 VOL.2 REINE GIANOLI PLAYS MOZART PIANO SONATAS Vol.2

ウエストミンスター名盤復活シリーズ、モーツァルト、ラヴェルに続くジャノーリの名演!

モーツァルト:ピアノ・ソナタ選集VOL.3 REINE GIANOLI PLAYS MOZART PIANO SONATAS Vol.3

ウエストミンスター名盤復活シリーズ、 待望のジャノーリ、モーツァルト・ピアノ・ソナタ選集第3弾!

モーツァルト:ピアノ・ソナタ選集VOL.4 REINE GIANOLI PLAYS MOZART PIANO SONATAS Vol.4

ウエストミンスター名盤復活シリーズ、いよいよジャノーリ、モーツァルト・ピアノ・ソナタ選集も第4弾!

モーツァルト:ピアノ・ソナタ選集VOL.5 REINE GIANOLI PLAYS MOZART PIANO SONATAS Vol.5

ウエストミンスター名盤復活シリーズ、いよいよジャノーリ、モーツァルト:ピアノ・ソナタ選集が完結!

バルトーク:「子どものために」ピアノ小品集 Vol.1&Vol.2 BARTOK:FOR CHILDREN Complete EDITH FARNADI Piano

最晩年に編まれた全79曲を、全曲収録。バルトークと同郷のピアニスト、エディット・ファルナーディ入魂の演奏! 斯界の第一人者、自らもこの曲集を奏でるバルトークの権威、山崎孝氏による解説。

ショパン:ポロネーズ(全曲)CHOPIN:POLONAISES (Complete)Vol.1

ショパン生誕200年記念 ポロネーズ全曲集第一弾。ユーリ・ブーコフ(ブルガリア生まれの偉才)による名演復活!

ショパン:ポロネーズ (全曲)CHOPIN:POLONAISES (Complete)Vol.2

ショパン生誕200年記念、ポロネーズ全曲集完結! ユーリ・ブーコフ(ブルガリア生まれの偉才)による名演復活!

デュオ・スフィア「歌への旅立ち」──ヴィオラ&ピアノによる

オペラ、アリア、歌曲の名曲を人の声に最もよく似たヴィオラが歌いピアノが奏でる。 青木十良氏(チェロ奏者、器楽界の重鎮)絶賛! 「20曲のどれもが、わくわくと胸躍らせ、70分を越す時間を忘れて一気に聴き入った空前絶後の演奏。」

レーヌ・ジャノーリ、 ドビュッシー:前奏曲集(全曲)を弾く

ジャノーリの美質にトコトン浸り切る一枚。コルトー直伝、その精髄をデジタル復刻。

レーヌ・ジャノーリ、メンデルスゾーン協奏曲を弾く REINE GIANOLI, MENDELSSOHN:PIANO CONCERTOS NO.1&2

好評のジャノーリ、コンチェルト初登場! 名門ウィーン国立歌劇場管弦楽団、名指揮者ホルヴァートとの魅力の顔合せ。1955年録音

スコダ、ジャノーリ、モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲 CONCERTOS FOR 2 PIANOS AND ORCHESTRA

好評のジャノーリ、ピアノコンチェルト第2弾! ヘルマン・シェルヘン指揮のもとスコダを加え、名門ウィーン国立歌劇場管弦楽団との魅力の顔合せ。1955年録音

クリスティーヌ・ワレフスカ・チェロ・リサイタル

かのルビンシュタインが賞賛したチェロの名手クリスティーヌ・ワレフスカ。36年振りの来日リサイタル。ライブ録音。

レーヌ・ジャノーリ モーツァルト:ピアノのための変奏曲全集 Vol.1~Vol.3 MOZART:VARIATIONS FOR PIANO REINE GIANOLI

モーツァルトの遺したピアノのための変奏曲の全て。モーツァルトに定評あるレーヌ・ジャノーリの偉業! モーツァルトが当時どんな楽曲に関心を持っていたか、採り上げたそれらの作品を如何に料理をしたかという興味の尽きないアルバム。

村上弦一郎&GEN室内管弦楽団 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番

40年以上のキャリアを誇る村上弦一郎が自身が率いるオーケストラと共に世に問う新録音!

エディット・ファルナーディ リスト:ハンガリア狂詩曲全集、スペイン狂詩曲

リストと同郷(ハンガリー)のピアニスト、エディット・ファルナーディの偉業!

リスト生誕200年、ペトリ没後50年記念盤! リスト:古典派~浪漫派の名曲によるピアノ作品集

過剰なショーマン・シップか、華麗なヴィルトゥオーゾか。北米に安住の地を見出した、20世紀最大のリスト弾きペトリの快演。

エヴェレスト・レーベル登場!コープランド指揮コープランド:ビリー・ザ・キッド

コープランドの真骨頂、シリアスな技法とローカルな材源のハイブリッド音楽。エヴェレストが誇る35mmフィルム磁気録音から、作曲家自作自演録音が登場!

R.シュトラウス指揮R.シュトラウス「ツァラトゥストラはこう語った」

エヴェレスト・レーベル登場。作曲家自演シリーズ第3弾! 作曲家最晩年、1948年の歴史的録音!

R.シュトラウス指揮R.シュトラウス「英雄の生涯」

エヴェレスト・レーベル登場。作曲家自演シリーズ第4弾! 作曲家の最晩年、1948年の歴史的録音!

ミヨー指揮ミヨー「室内交響曲全集、他」

ヴォックス原盤、当社より初登場。南仏出身のミヨーの特質を余すところなく示す自演の数々。

マリア・カラス ケルビーニ:「メデア」ハイライト

カラスの「メデア」か、「メデア」のカラスか! 収録全歌詞、掲載。エヴェレストの歴史的原盤。1957年録音。

世紀の歌声 エンリコ・カルーソー :カルーソー・ファースト・コンプリート・レコーディングス

史上初のミリオン・セラーは彼の「道化師」だった!レコード産業勃興期の全20曲(1902~1904年ミラノG&T社全録音)収録

ジネット・ドワイヤン/シャブリエ作品集

エスプリ溢れるシャブリエ作品集、待望のCD化!19世紀フランス音楽の愉楽!

永冨和子 ピアノ・リサイタル

永冨和子 最後のリサイタルCD化!2007年10月4日王子ホール。永冨和子監修の「ドビュッシー前奏曲集第1集」(楽譜)がこのCDと合せてレッスンの友社から刊行される。

蘇る名手のサウンド ヤン・パデレフスキ/ワンダ・ランドフスカ ~自動ピアノに残された巨匠の名演~

パデレフスキの弾く絶品ショパン。ランドフスカの冴えわたるモーツァルト。ポーランドの名手二人が残したピアノ・ロールがステレオ録音でよみがえる!